「石灰」による激痛

「石灰沈着性肩関節周囲炎」

は非常に強い痛みが特徴。
薬物療法や石灰を吸引する治療などが行われる。
肩の動きを改善したり、腱板を鍛えたりする運動も大切。

「石灰沈着性屑関節周囲炎」は、肩関節の周辺に石灰(カルシウム)が沈着して
非常に強い痛みが起こる病気である。強い痛みによって肩を上げられなくなるなど、運動が制限されるため、日常生活に支障を来すことも少なくない。
肩関節は、主に上腕骨と肩甲骨から成り、石灰は肩関節の周辺のさまざまな部位に沈着することがある。最も多いのは、棘上筋からつながる腱板(棘上筋腱)部分で、石灰が沈着すると、体内では石灰を異物と見なして排除しようとするため、強い炎症反応が起こる。。その結果、突然非常に強い痛みが生じるのである。
肩関節の周辺に沈着した石灰は、最初は濃厚な牛乳のようなどろっとした液状で、進行するにつれて、練り歯磨きのような形状、さらにはチョークの粉のような形状へと変化する。沈着する石灰の量が増えてくると腱板の周辺にある滑液包が圧迫され、炎症が起り痛みが生じる。
石灰が沈着しているかどうかは、エックス線検査でわかる。沈着した石灰が白く写っていれば、石灰沈着性肩関節周囲炎と診断される。
◆五土肩と共通する症状も多い
石灰沈着性肩関節周囲炎が起こる原因はまだよくわかっていないが、40~50歳代の女性に多く見られる。
主な症状は、「突然激しく痛む」「腕の外側が痛む」「腕を動かすと痛む」「夜眠れないほど痛む」など。これらは、「五十肩」と共通した症状で、石灰沈着性別関節周囲炎では、五土肩よりも強い痛みが、特に夜間や明け方に起こるのが特徴である。
症状は共通していても、石灰沈着性肩関節周囲炎と五士肩では対処法が異なるため気になる症状がある場合は自己判断をせずに、整形外科を受診してください。

石灰沈着性肩関節周囲炎
まずは薬物療法などで強い痛みを和らげる
治療では、まず強い痛みを和らげるために「薬物療法」が行われる。主に用いられるのは、炎症を抑える作用のある「消炎鎮痛薬」の内服薬や貼付薬である。痛みが特に強い場合には「局所麻酔薬」を肩に直接注射する。
◆石灰を吸引することもある
石灰が沈着し始めた初期は、注射器で液状の石灰を吸引する治療が行われることがある。
エックス線で石灰がたまっている部位を確認し、そこに注射針を剌して石灰を吸引する。石灰が固まってきている場合には、生理食塩水や局所麻酔薬を注入し、石灰を溶かしながら吸引する方法もある。吸引によって石灰が取り除かれると、痛みはかなり改善する。
吸引によって必ずしもすべての石灰を取り除けるわけではないが、もし取り残しがあったとしても、多くの場合、体内で自然に吸収される。まれに石灰が大きな塊になり、肩を動
かす度に周辺の組織に石灰がぶつかり、強い痛みが生じたり、動きが制限されたりすることがあるが、このような場合には、手術が検討される。
「直視下手術」や「関節鏡下手術」によって、腱板内に沈着した石灰を取り除く。

痛みが和らいできたら肩に負担をかけずに行える2つの運動を行う
このような治療によって痛みが和らいできたら、運動療法を行う。痛みが和らぎ、夜間に眠れるようになれば、運動療法を開始しましょう。
運動療法の目的は、痛みや炎症によって悪くなっている肩関節の動きを改善することと、石灰の沈着によって傷んでいる腱板を強化することである。効果的な運動は2つあり、1つ目は、「おじぎ体操」。(17ぺ・-ジ参照)。腱板と肩峰の衝突を和らげることができる。2つ目は、「腱板強化体操」。。両手で押し合うように力を入れることで、腱板につながる筋肉(肩甲下筋、棘下筋、小円筋)を強化することができる。これらの運動を、朝夕などに分けて1日に2~3回行う。。
◆運動を行う際の注意点
運動療法は重要な治療の1つで、正しく続けることで徐々に肩の動きが改善していく。しかし、炎症や痛みが強いときは、無理に行うと症状が悪化してしまうため、行ってはいけない。
運動中に痛みが出た場合は、正しく行えていない可能性があるので、医療機関を受診して、医師や理学療法士に相談しましょう。
また、運動した直後は少し痛むことがあるが、通常は短時間で治るが、翌日になっても痛みが残っている場合は、運動を行い過ぎていると考えられ、回数を減らして、肩関節や腱板への負担を軽くする。痛みが残らなくなってきたら、少しずつ回数を増やしていこう。

ご興味、ご相談ございましたら、
お電話、又はメールにてお問合せください。

東大阪の整体・骨盤矯正

ふくづか鍼灸整骨院

〒579-8036 東大阪市鷹殿町4-21

お問合せは  
072-988-5785

又はメールで。 

ホーム/骨盤矯正/クーポン
患者様の声/案内・地図