大人のぜんそくは、大きく3つに分けられます。

「小児ぜんそくがあり、そのまま大人まで続く」
「小児ぜんそくが治つたあと、大人になって再発する」
「大人になってから初めて発症する」

という3つのケースです。これらは、それぞれ1/3ぐらいの頻度で起きています。
大人になってから初めて発症するケースでは、60歳代以上の人が、かぜをひいたことをきっかけにぜんそくを起こすケースがしばしば見られます。さまざまなかぜの症状が治まって3週間以上たつのに、咳だけが続いているというような場合は、注意が必要です。
あるとき、突然激しくせきこんで呼吸困難になり、救急車で運ばれた病院で、ぜんそくと診断されるというケースが少なくありません。ぜんそくを発症していることに気付かないうちに発作を起こしていても、本人はかぜが長引いているだけだと思い、重症化した場合には、そのまま窒息死してしまうケースも見られます。

◆発症の要因

かぜをきっかけとしてぜんそくを発症した場合でも、かぜは要因の一つに過ぎず、ほかのさまざまな要因が積み重なってぜんそくを発症することがわかっています。
要因は、「アレルギー性」と「非アレルギー性」の2つに大きく分けられます。
・アレルギー性ー犬や猫などの動物の毛やフヶ、ダニ、家のほこり((ウスダスト)などが、アレルギーを引き起こす原因(アレルゲン)となってぜんそくを発症します。小児ぜんそくは、このアレルギー性のぜんそくが中心です。
・非アレルギー性-「かぜをひく」「季節の変わり目の気温や湿度の変化」「大気汚染物質の吸入」「辛い食べ物や、たばこ、香水などの気道に対する刺激物」「精神的なストレス」「運動」などが原因となります。大人のぜんそくは、約1/3が非アレルギー性の要因によるものといわれています。
これらは、ぜんそく発症のきっかけになるだけでなく、ぜんそくを悪化させたり、発作を誘発したりすることもあるため、注意が必要です。

◆早期発見のサイン

これまでI度もぜんそくになった経験がない場合、ぜんそくを発症しても、せきこむ程度の症状しかなければ、ぜんそくに気付かないことがあります。次のような症状は、早期発見のサインになります。このような症状に気付いたら、ぜんそくを疑って、呼吸器内科やアレルギー科を受診してください。
・呼吸をするときに、「ゼーゼー、ヒュー ヒュー」と音がする(喘鳴)
・咳が3週間以上続く

◆検査

医療機関では、「血液検査」「皮膚反応テスト」「呼吸機能検査」などの検査を行います。
血液検査と皮膚反応テストは、ぜんそくを引き起こす要因の一つであるアレルギー体質の有無を調べるために行われます。アレルギーがある場合は、この検査によって、アレルゲンの種類も調べます。
呼吸機能検査は、「スパイロメーター」という機械を使い、I回にどのぐらいの速さや量で息を吐けるかを調べます。

◆自分の状態を知る

検査の結果、ぜんそくと診断された場合は、薬物療法によって気道の慢性的な炎症を抑え、発作が起こらないようにします(70~73ページ参照)。
また、自分の気道の状態を知ることも大切です。そこで、「ピークフローメーター」を使って「ピークフロー値」を測定し、「ぜんそく日記」に記入します。日常生活の中でこれを習慣化していけば、この記録を見るだけで、気道が狭くなっているかどうか、自分で把握できます。
ピークフロー値は、性別や年齢によって値の範囲が異なりますが、自分の基準値の範囲なら安全域にあり、それ以下に落ちてきたら、ぜんそくが悪化していることになります。これを医療機関に行くときに持参し、担当医に見せてください。
このように、ぜんそく日記をつけて、自分のぜんそくの状態を客観的に把握することは、発作の予知にもつながり、大きな発作を起こさずに生活していくことが可能になります。

◆日常生活の注意点

アレルギー性の要因がある人は、まず、原因となるアレルゲンを除去することが大切です。ペットの毛やフケ、ダニ、家のほこりなどがなるべく少なくなるように、常日頃から室内を清潔に保ち、換気にも気をつけましょう。
気温や湿度の変化にも注意が必要です。急に気温が下がってきたときは体が冷えやすく、それが刺激となって発作を誘発することもあるので、天気予報を参考に着るものを調節したり、マスクを着けたりする工夫も必要です。 たばこや香水、辛い食べ物などを避け
ることについては、家族や周囲の人たちにも協力してもらうとよいでしょう。
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