「めまい」の多くは耳の病気が原因で起こりますが、実はストレスや不安、恐怖などの精神的な原因と肩のこりでも起こることがあります。

検査で異常が見つからない

「めまい」とは、実際には動いていないのに、自分や周囲が動いているように感じる異常な感覚の総称です。グルグル回るめまいや足元がフラフラと揺れるように感じるめまい、クラッとするめまいなど、さまざまなタイプがあります。
めまいは、体のバランスを保つ仕組みが障害されて起こります。
めまいは耳の病気で起こることが多いのですが、脳の病気や、起立性低血圧、貧血、甲状腺機能低下症、不整脈などの全身の病気が原因で起こることもあります。
また、検査を受けても異常が見つからないというケースもしばしばあります。 過労や睡眠不足、ストレス、不安なども、めまいの原因になることがありますが、これらは検査では異常が見つからないこともあります。

ストレス・恐怖とめまいの関係

検査で異常が見つからない場合、考えられる原因の1つに、「心因性めまい」があります。”ストレスで胃が痛む”などということがあるように、ストレスは心身にさまざまな影響を及ぼします。なかには、ストレスや不安で、めまいが現れることもあるのです。これを心因性めまいと言います。めまいだけではなく、耳鳴りや難聴が起こることもあります。
また、日本ではまだあまり知られていませんが、心因性めまいの1つに「恐怖性めまい」というものもあります。 恐怖やショックを伴っためまいを経験した人が、また同じようなことが起こったらどうしよう゛という不安や恐怖から、その後もめまいを繰り返すものです。

原因を見つめ、めまいを防ぐ

心因性めまいも恐怖性めまいも、一般には「精神安定薬」や「抗うつ薬」などによる薬物療法が行われます。 しかし、最も大切なのは、その原因を患者さん自身が認識することです。。ストレスや恐怖が原因でめまいが起こる”ということを患者さんが認識するだけで、症状が改善することは少なくありません。信頼できる医師との対話を重ねることで安心し、めまいが治まるという人も多くいます。 また、めまいへの不安が強い場合は、「めまい日記」をつけることが勧められます。 いつ、どんなときに、どのようなめまいが起こるのかなどを記録することで、自分のめまいの傾向を客観的に把握することができます。それによって、漠然とめまいを恐れる気持ちは和らぐでしょう。
さらに、ストレスをため込まないことも大切です。積極的に遊ぶ時間をつくって、気分転換を図りましょう。買い物や友人とのおしゃべり、趣味やスポーツなど、時間を忘れて夢中になれることを見つけるのも、ストレスの解消につながります。

参考文献 今日の健康

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